実践記 #5|月額の更新はしませんでした。それでも「いいアプリだった」と書く理由
前回の最後に、お試し期間が終わったら継続して課金するかどうかを決めます、と書きました。その期間が終わりました。結論から書くと、月額の更新はしませんでした。アプリは一旦、閉じます。ただ、ゼロで終わったわけではありませんでしたし、閉じるからこそ最後に書いておきたいことがあります。ひと月半でわかったことを全部置いていく回にします。
先に、結果の話をします
ひとつだけ断らせてください。今回に限って、細かい数字は出さないことにしました。これまでこのシリーズでは「ゼロでもそのまま公開する」と書いてきましたし、実際そうしてきました。ただ今回の数字は、書いたところで読む人の役に立つ種類のものではないと判断しました。代わりに、役に立つほうの話を全部書きます。
ざっくり書くと、こうです。
- 自分から送った「いいね」は、二十件あまり
- そこから、やり取りが始まった方がひとり
- そして意外だったのが、私のプロフィールを見に来てくれた人は、その何倍もいたということ
胸を張れる成績ではありません。ただ、前回書いたとおり、その前の2週間は完全にゼロでした。動いたきっかけはお金を払ったことではなく、送ったことのほうです。ここは何度でも書いておきます。
グループは「人数の多さ」で選ぶものではなかった
お試し期間にやったことで、一番効いたのがこれでした。
マリッシュにはテーマ別のグループがあって、参加人数が表示されています。イベントの対象になっていたグループを見比べたら、人数がきれいにばらけていました。多いところは2万人超え、一番少ないところは1,300人。
最初、私は多いほうがいいと思っていました。母数が大きいほうが確率も上がるだろう、と。でも、逆でした。
2万人のグループというのは、私が2万人の中に埋もれる場所でもあります。しかも人数が多いグループほどテーマが広くてふわっとしていて、そこに参加していること自体が、相手にとって何の情報にもなっていません。
結局、私が選んだのは1,300人の一番小さいグループでした。理由は単純で、自分の働き方とぴったり一致するテーマだったからです。私は長いこと勤務が不定期な仕事をしていて、そこだけは誰と比べても嘘のない条件でした。
反応が薄いとき、原因は2つに分かれる
これはこれから始める人の役に立つと思うので、独立して書いておきます。
反応がない、少ない、というとき、原因はきれいに2つに分かれます。
- ①そもそも見に来られていない — 一覧に小さく並んだ状態で素通りされている
- ②見に来られてはいるが、その先で止まっている — 開いてはもらえたが、反応まで至らない
この2つは、直す場所がまったく違います。
①なら、直すべきはメイン写真ただ一点です。ここで止まっているなら、その先を何本直しても誰にも届きません。逆に②なら、写真はちゃんと仕事をしています。詰まっているのは自己紹介文か、サブの写真か、詳細プロフィールのどこかです。
そして、この切り分けをするための材料が「足あと(見に来てくれた人の数)」と「もらったいいねの数」です。この2つを分けて見ると、自分がどちらなのかが一発でわかります。
私の場合は、②でした。見に来てくれる人は、ちゃんといたんです。
これがわかっただけでも、お試しに使った少額のポイント代は安かったと思っています。直す場所が特定できたので。
それでも、課金はしないことにしました
判断のラインは前回の記事で先に公開してあります。「続けたいと思える方とのご縁がひとつでもできたら1ヶ月ぶん払う。できなければ、一旦降りる」。数ではなく質で決める、と書きました。
そのうえで、月額は更新しないことにしました。
理由は、アプリに不満があったからではありません。順番の問題です。
今回いいねを送った相手を並べてみて、はっきりしたことがあります。私は「誰に向けて」の部分を決めていませんでした。写真は全滅から撮り直しました。自己紹介文もゼロから書き直しました。プロフィールの空欄も全部埋めました。準備は完璧にやったつもりでいたんです。でも、その肝心な一点だけがまるごと空っぽでした。
送る相手を決めるためにプロフィールを1件ずつ読んでいて、感心したことがあります。自分に合わない条件を、先にはっきり書いている方が少なくないんです。最初は少しどきりとしました。でも考えてみれば、これは誠実さです。お互いの時間を無駄にしないために、先に線を引いておく。真剣に相手を探している人ほど、そうしている。
私は、線を引いていませんでした。
決めないまま毎月払い続けるのは、順番が違う。まず自分が誰と話したいのかを決めて、その人がいる場所を選んでから払う。そう思ったので、いったん財布を閉じました。
ひと月半でわかった、役に立ったこと3つ
②場所は人数で選ばない。自分の実態と一致する小さい場所のほうが、見つけてもらえます。
③「見に来てくれた数」と「反応があった数」は、分けて見る。この2つの差が、自分がどこで止まっているのかを教えてくれます。ここを「反応が悪い」の一言で混ぜて片づけると、永久に直せません。
閉じますが、ひとつだけ続きます
というわけで、アプリは一旦閉じます。
ただ、このひと月半がゼロだったかというと、そうではありませんでした。
やり取りが続いている方が、ひとりいます。
アプリを閉じても、そこはそのまま続けていくつもりです。せっかくできたご縁ですし、そちらのほうが私にはずっと大事なので。お相手のことはこれまでどおり書きません。
考えてみれば、当たり前の話でした。私がずっと欲しかったのは、たくさんの反応ではありません。続けたいと思える相手が、ひとりいることでした。数を追いかけているあいだは、それが見えていませんでした。
このサイトでずっと「準備、準備」と書いてきました。写真も、自己紹介文も、たしかに大事です。でも準備は入場券ではありませんでした。準備が終わったところが、やっとスタート地点だった。
そして、スタート地点には、ちゃんと人がいました。
最後に。これから始める人へ
降りる回でこれを書くのはおかしいと思われるかもしれませんが、順番として先に降りる話を済ませたので、正直に書きます。
まず弱点から。登録している女性の年齢層は、高めでした。若い相手を探している人にとって期待どおりの場所かというと、たぶん違います。ここは実際にやってみて分かったことなので、隠さずに書いておきます。
そのうえで、はっきり書きます。
決して悪いアプリではありませんでした。
- 無料のままでもプロフィールはきちんと作り込める。写真も自己紹介文も詳細項目も、1円も払わずに完成させられます
- 毎日いいねが配られて、送るための枠まで用意されている。ポイントがゼロでも、動こうと思えば動けます
- いきなり月額を契約しなくても、少額で試せる入口があった。私が実際に払ったのも、ポイントを1回買っただけです
- まじめに相手を探している方が多くて、ひやかしが少ない。そして何より、ちゃんと私のところに人が来てくれました
同じ世代の相手を探すなら、いい場所だと思います。少なくとも、出会いがないと言いながら何もしていなかった頃の私よりも、ここにいたひと月半のほうがずっと前に進んでいました。
出会いがないのではなくて、探していなかっただけかもしれない。それを教えてくれたのは、このアプリです。
大人世代・再婚活に強いマリッシュは無料で始められます。私は一旦降りますが、それはアプリの問題ではなく、私が「誰に向けて」を決めていなかったからです。同じ世代の相手を探している方には、普通におすすめできる場所でした。
マリッシュ公式サイトを見る(無料登録)※18歳未満・既婚者は利用できません(R18)。登録前に写真と自己紹介文を準備しておくと、一番見られる登録直後を最強の状態で迎えられます。そして登録したその日に1件送るところまでをセットにしてください。それが、この5回でいちばん高くついた教訓です。